20代前半から始める不妊治療

20代前半。結婚、そして不妊治療。

はじめまして、不妊治療。

初ブログに挑戦!

 

というのも、自分の不妊治療の軌跡を残したいというのと、同じ悩みを持っている人やその周りの人に共有したり、少しでも役立つ情報が提供できればと思ったからなのです。

 

タイトルにも書きましたが、不妊治療中です。

 

現在私は20代前半。

昨年、5歳年上の旦那と結婚したばかりです。

 

なぜ、若いのにもう不妊治療をしているのか?

それをお話しさせてください。

 

時を遡り大学1年の時。

憧れの独り暮らしをはじめ、数ヶ月経った頃、生理が止まらなくなりました。

どのくらい止まらなかったかというと、1ヶ月程。

さすがに心配になって、生まれて初めて産婦人科へ。女医さんのいるところを調べてから受診しました。

 

すると、それは生理ではなく不正出血だったことが分かりました。

採血や内診をした結果、

「あーこれ、多嚢胞性卵巣症候群だね」と。

「証拠に、この丸いのが卵胞なんだけど、それがいっぱい連なってるでしょ?」

 

エコー写真を見ると、ど素人の私でも分かるほど、数珠状に卵胞があるのがよく見えました。

 

多嚢胞性卵巣症候群(「polycystic ovary syndrome」を略して、PCO、またはPCOS)は、卵巣の中に卵胞はたくさんできるけど、それが何らかの原因で育たないために排卵されない疾患のことです。

本来、生理というのは、卵巣の中の卵胞のうち一つが育ち、大きくなったら卵胞という殻が破裂し、排卵が起こるというわけなのですね。

 

PCOSでは、この卵胞が卵巣の中にできるにもかかわらず、成長して破裂しないため、たくさんの卵胞が卵巣の壁にくっついて厚くなり、数珠状に見える…ということなんです。

 

f:id:waka726:20170812195707j:imageこんなふうにね。

 画像はhttps://www.e-ninshin.com/infertility/pco2.htmlより

 

そもそも私の初潮は中学2年と遅く、それからも半年に一回くらいしか生理が来ていませんでした。

母に相談したこともありましたが、「思春期ってそんなもの」「私もストレスで生理止まってたよ」と言われたことや、すぐに子供が欲しいわけではなかったこともあって、全く気にしていませんでした。それがこんな理由で生理が来ていなかったなんて…初潮から考えると、5年近くも放置していたことになります。

 

PCOSになる人は、肥満の人が多いのでそのような人は痩せれば改善されることが多いそうなのですが、いかんせん私は普通体型。よって、肥満が原因ではないと言われ。

 

「これ飲んだら出血止まるから。」と、「プラノバール」という薬を処方され、毎日忘れずに飲むように、と念を押されてその日は帰宅しました。当時は、よく分からない病気になってしまったなー、くらいの軽い感覚でした。

 

ただ、帰って調べてみると、「不妊」だとか、「現代の医学を持ってしてもPCOSの治療法はまだ確立されていない」とか…

なんだか思っていたほど軽い病気じゃない…?

  

こうして、私とPCOSとの付き合いが始まったのです。