排卵誘発剤を使うということ
クロミッドを使った排卵誘発法2回目のチャレンジのため、8月2日から10日間、プラノバールを飲みました🌸
服用終了後5日が経過しましたが、まだ生理は来ない…明日か明後日なのかなあ?
前回は、生理開始後5日目から夕食後に1錠ずつクロミッドを服用しましたが、結局卵胞が育たず、排卵すらしませんでした😭💦
今回は、それを朝夕1錠ずつの倍量にしてチャレンジします😤
今度こそ大きくなってほしい…!!
これから、今と同じクロミッドを使った方法を何度か繰り返すことになると思います。
排卵誘発剤であるクロミッドを使った方法は、管理さえきちんとできれば比較的簡単で手軽です。
でもチャレンジ回数に上限があります。1日3錠、最長5日間まで。そして、連続して5回までしかチャレンジできません…
それは、5回までの排卵誘発剤を使ったタイミング療法で、9割の人が妊娠に至っているということから、それ以上は体外受精や人工授精に移行していくのが妥当だということ、そして副作用があるからです。
クロミッドの副作用も、もちろん多胎妊娠や体調不良など様々です。その中でも最も気を付けたいのが、子宮内膜を薄くしてしまうということです🙁💔
子宮内膜は、妊娠中のお腹の中で、赤ちゃんのベッドの役割を果たします。不妊治療の末に授かった子どもが身を委ねるベッド…それが薄くなってしまったらと思うと…ゾッとしますよね。
そういうことで、一般的には5回までのチャレンジとなっているのです。
私の場合は、もう既に一度ダメだったので、あと4回…
今回は2錠に増やしてチャレンジするけれど、それでも卵胞が育たなかったらMAXの3錠服用することになる…
若いからといって簡単に妊娠できるわけではないと分かった今、少し焦りはあります。
でも、大学のときにPCOSと分かってから、不妊症かも?というリスクを考えていたからこそ、早く不妊治療に踏み切ることができました。
なんだか若い人の不妊治療って変な感じだけど、もうここまできたら後戻りできないもんね🐾
過度な希望を持たないように、でも期待を持って続けます。
吐き気対策と基礎体温
薬を飲むのはいいのだけれど、副作用が本当にきついのです。特にプラノバールは強い吐き気と倦怠感で1日が潰れてしまうことも多いです。
プラノバールの吐き気は、一般的には飲み始めが辛いとされているのですが、私は飲み始めではなく、何故か数日後から辛くなります😓
一日中グッタリしてしまうので、同時に服用が可能な半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)という漢方を飲んでしのぎました🍀
ドラッグストアにも売ってあり、手に入れやすい漢方で、オススメですよ😊✨
様々な製薬会社が出しています。
でも、やっぱり薬は何種類か試して自分に効くものを選ぶのがいいと思いますけどね😚
病院に吐き気を訴えると、 ナウゼリンというお薬もよく処方されるようです。
学生時代は体温が低く、平熱が35.4℃と恐ろしく低かった私。
大学を卒業してから結婚までは、母が私の低体温を気にして、豆類や海藻類など、体温を上げる食事を作ってくれました🍽
結婚してからは、体質改善に努め、できるだけお風呂に浸かったり、バランスの良い食事をとるなどによってどうにか体温を普通の人と同じくらいまで上げることはできました。
ただ、やっぱり基礎体温はおかしなグラフを描きます📉
「正常な」高温期なんかないし、常にギザギザしています。
どこが周期の始まりで終わりなのか、さっぱり分かりません。
それでも、真面目に毎朝基礎体温を付けています。
しかし、基礎体温を正確に測るためには起き上がってもいけないし、布団の中で伸びをしただけでも体温が上がるというから厄介。仰向けでも手の届くところに体温計を用意して、目が覚めたらまず舌の下に突っ込む…
そんな日々を送っております😌📝
私が母親になれるのは一体いつなのか、そもそもなれるのか分からないけれど、今やれることはきちんとやっておきたいのです🌻
結局、希望していた妊娠の日程は越えてしまったけれど、5年間飲んでいたピルを辞めて、受診して、それで自分が不妊症だと早く分かっただけでもよかったと思う。
先は長いけど頑張るぞ〜💪
はじめまして、不妊治療。3
今回は、なぜヤーズの服用をやめたのかという話。
昨年11月に結婚しました。
でも、仕事の都合上、すぐに子供が欲しいとは思えず…ヤーズの服用は続けていました。
そもそも、旦那氏には結婚前、私がPCOSであること、それにより、不妊の可能性があることは話していました。
お付き合いの期間が短め(1年ちょい)で結婚したのも、妊活に時間がかかるかもしれないからという理由からでした。
「できれば、新年度に変わるタイミングで、産休に入るのが1番いいね」
仕事の都合上、それは、私も旦那氏も同じ考え。
そのためには、5月か6月生まれである必要があります。
…となると、
妊娠期間は十月十日と言われているから…7.8月ごろ妊娠するのがベスト…?
そんなに上手く行くなんてまったく思っていませんでしたが、話し合ったのが5月。とにかくこれをきっかけにチャレンジを始めることにしたのです。
正直、あまりにも日常がバタバタしているので、子どもはあと2.3年後でも…と思う自分もいましたが、もし不妊だったら?不妊治療が難航したら?と思うと、早めのチャレンジをした方がいいということになったのです。
まず、産婦人科で妊娠希望であることを伝えました。5年間飲んだヤーズとも、これでさよなら。この日から基礎体温も付け始めました。
ところが、ヤーズによる5月始めの出血を最後に、一向に生理が来ない。50日近く経っても来ない。
ヤーズを5年間も飲んでいたから、月経不順が治っていて、あっさり生理がくるのでは?と思っていたのに…
やめてみないと分からないものです。
再び産婦人科へ。
内診の結果、まったく卵胞が育っておらず、待っても生理は来ないだろうとのこと😂
もはやお馴染みのプラノバールを処方され、
「生理が来たら5日以内に来てね」
と…
言われた通り病院に行くと、今度は「クロミッド」という錠剤を5錠処方されました🏥
ちなみにこれは卵胞を育てる薬です。多胎児の妊娠確率が上がるというのは、有名すぎる副作用。不妊治療をした人が双子を産んだ!というのも、この薬の副作用であることが多いのです。
生理5日目から、食後に服用とのことで、これも言われた通りに飲みました💊
「7月11日に、卵胞の大きさを見るから来てね!」
とのことだったので再び受診。
ところが…
「んー、全然育ってないなあ。また4.5日後に来て。」
何度も何度も通わなければならないこの面倒くささに、
なんだよそれ!こっちだってクソ忙しい仕事の合間を縫って来てるんだぞ!
と思ってしまいました(笑)
でもお医者さんは悪くないですもんね😅
これも不妊治療の大変さの一つだなぁ。
言われた通り、4日後の7月15日に受診。
再びエコーされるも、
「うーん、全然育ってないんだよね…この前は13ミリのがあったけど、、、それ以上はないなあ。」
どうやら、本来は20ミリ近くなっているはずのものが、全くと言っていいほど育ってないらしい。育ってないということは、排卵しないということなので、もちろん妊娠の可能性もない。
「今回ので気を落とさないでね…😔」と、申し訳なさそうに言われた。
まぁ、一回目で上手くなんていくと思ってませんでしたから…想定内です。
「次、生理こなかったらまた来てね」と言われ、病院を後に。
そして…やっぱり生理が来ない🙃!
そして8月2日に受診。今度はクロミッドを1日2錠に増やして、もう一度プラノバールからの再挑戦がスタートしました。
今は、プラノバール服用中。昨日が10日目で最後の1錠でした。
副作用の、あまりの気持ち悪さから、せっかくのお休みなのに一日中寝てばかり…
不妊治療と聞くと、体外受精ってイメージが強かったけれど、薬での不妊治療も大変です。
他の不妊の人も頑張っているんだろうなぁ…
はじめまして、不妊治療。2
前回の続き。
大学1年の時に多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と診断され、出血を止めるために、プラノバールを処方されました。
その「プラノバール」を、完全に軽く見てました。
「副作用として吐き気があるから、夜寝る前に服用したほうがいいよ。最初は気持ち悪いかもしれないけど慣れるよ。」と言われていたので言われた通りに服用。
それまでも色々な薬を服用したことがありますが、副作用はなかったので、気にせずに飲んでいました。
ところが…
服用3日目あたりから、ものすごい吐き気と、体のだるさが…。
これって副作用??3日目にして…??
日によっては一日中吐き気がおさまらずに、学校を休んだこともありました。なんだかずっとムカムカして、食べ物も見ただけで吐き気がしました。
しかし服用を続けると、身体が慣れたのか、だんだんといつも通りの生活をすることができるように。
服用が終わって7日後に生理。(正しくは生理ではなく出血?)。
飲み終わってから3〜5日くらいでくる、と言われていたので遅めだと思います。
生理が来たらまた受診するように言われていたので、もう一度産婦人科に行きました。
ちなみに、PCOSは、男性ホルモンや糖代謝異常が関係していると考えられてます。
が、根本的な治療法は現在のところないらしい。
ただ、改善のための方法はない訳ではない。
私は当時大学生で、妊娠を希望していなかったこともあり、ピル療法を続けることになりました💊
(前回処方されたプラノバールは中用量ピルだというのは後で知った)
正常な月経周期に戻して、排卵できる状態に近づけるピル療法。ピルを飲んでいる間は、卵巣がお休み状態になるので、婦人科系の疾患の予防にもなる、というわけなのです。
プラノバールはあまり身体に合わず日常生活に支障が出るという話をしたので、「ヤーズ」という薬に変えてもらいました。こちらは低用量ピルなので、負担も少ないというわけです。ただ、身体には負担は少ないのですが、お財布には負担で(笑)
というのも、PCOSで使う、ヤーズやルナベルのような低用量ピルは、保険適用外のため、自費で1カ月3000円程度😂💦
PCOSは病気ではなく、症状であるため、治療のためにピルを使うとはいえ、子宮内膜症などの病気の治療でない限り保険適用されない、というわけです。
しかも、かなり飲むのが面倒。毎日忘れずに飲まねばならないのです。
私が飲んでいたヤーズはこれです。シートの左上から順番に飲んでいきます。最後の4錠(白)は飲む習慣を忘れないための疑似薬だったので飲んでませんでした。
少ないバイト代がこんなものに消えてしまう…😭💔と、始めは悲観的でしたが、こちらは副作用もなく、しかもぴったり28日周期で生理(正しくは出血)があるので、旅行などの予定は立てやすかったですよ(笑)
それから、さっきも書きましたが、PCOSって、男性ホルモンに関係していると考えられているんですね。
簡単に言ってしまえば、私は男性ホルモンが多かった!PCOSと診断された時も、男性ホルモンの値が高かった。
私は小さい頃から体毛が濃くて、脚の毛なんか、そこらへんの男子に負けないくらい男らしかったので、大きな悩みの一つでした(笑)
口の周りにも、うっすら…( ˙灬˙ )
ただ、ヤーズを服用し始めて、少しずつ薄くなったような気がします(これは完全に思い込みかもしれないけれど、ヤーズによって女性ホルモンが増えたからかな?と思っています)
ただ、ヤーズの服用を継続すると、ごく稀な副作用として、血栓ができやすくなるそうで、半年に一回の血液検査が必要でした。
この日から、
3ヶ月おきの受診、ヤーズ処方&半年に一度の血液検査をつい最近まで約5年間続けていました。
我ながらよく、毎日忘れずに服用が続いたものだと感心します。
今回はこの辺で。
次回は、なぜ5年間続けていたヤーズの服用をやめたのかをお話しします😊
はじめまして、不妊治療。
初ブログに挑戦!
というのも、自分の不妊治療の軌跡を残したいというのと、同じ悩みを持っている人やその周りの人に共有したり、少しでも役立つ情報が提供できればと思ったからなのです。
タイトルにも書きましたが、不妊治療中です。
現在私は20代前半。
昨年、5歳年上の旦那と結婚したばかりです。
なぜ、若いのにもう不妊治療をしているのか?
それをお話しさせてください。
時を遡り大学1年の時。
憧れの独り暮らしをはじめ、数ヶ月経った頃、生理が止まらなくなりました。
どのくらい止まらなかったかというと、1ヶ月程。
さすがに心配になって、生まれて初めて産婦人科へ。女医さんのいるところを調べてから受診しました。
すると、それは生理ではなく不正出血だったことが分かりました。
採血や内診をした結果、
「あーこれ、多嚢胞性卵巣症候群だね」と。
「証拠に、この丸いのが卵胞なんだけど、それがいっぱい連なってるでしょ?」
エコー写真を見ると、ど素人の私でも分かるほど、数珠状に卵胞があるのがよく見えました。
多嚢胞性卵巣症候群(「polycystic ovary syndrome」を略して、PCO、またはPCOS)は、卵巣の中に卵胞はたくさんできるけど、それが何らかの原因で育たないために排卵されない疾患のことです。
本来、生理というのは、卵巣の中の卵胞のうち一つが育ち、大きくなったら卵胞という殻が破裂し、排卵が起こるというわけなのですね。
PCOSでは、この卵胞が卵巣の中にできるにもかかわらず、成長して破裂しないため、たくさんの卵胞が卵巣の壁にくっついて厚くなり、数珠状に見える…ということなんです。
こんなふうにね。
画像はhttps://www.e-ninshin.com/infertility/pco2.htmlより
そもそも私の初潮は中学2年と遅く、それからも半年に一回くらいしか生理が来ていませんでした。
母に相談したこともありましたが、「思春期ってそんなもの」「私もストレスで生理止まってたよ」と言われたことや、すぐに子供が欲しいわけではなかったこともあって、全く気にしていませんでした。それがこんな理由で生理が来ていなかったなんて…初潮から考えると、5年近くも放置していたことになります。
PCOSになる人は、肥満の人が多いのでそのような人は痩せれば改善されることが多いそうなのですが、いかんせん私は普通体型。よって、肥満が原因ではないと言われ。
「これ飲んだら出血止まるから。」と、「プラノバール」という薬を処方され、毎日忘れずに飲むように、と念を押されてその日は帰宅しました。当時は、よく分からない病気になってしまったなー、くらいの軽い感覚でした。
ただ、帰って調べてみると、「不妊」だとか、「現代の医学を持ってしてもPCOSの治療法はまだ確立されていない」とか…
なんだか思っていたほど軽い病気じゃない…?
こうして、私とPCOSとの付き合いが始まったのです。