はじめまして、不妊治療。2
前回の続き。
大学1年の時に多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と診断され、出血を止めるために、プラノバールを処方されました。
その「プラノバール」を、完全に軽く見てました。
「副作用として吐き気があるから、夜寝る前に服用したほうがいいよ。最初は気持ち悪いかもしれないけど慣れるよ。」と言われていたので言われた通りに服用。
それまでも色々な薬を服用したことがありますが、副作用はなかったので、気にせずに飲んでいました。
ところが…
服用3日目あたりから、ものすごい吐き気と、体のだるさが…。
これって副作用??3日目にして…??
日によっては一日中吐き気がおさまらずに、学校を休んだこともありました。なんだかずっとムカムカして、食べ物も見ただけで吐き気がしました。
しかし服用を続けると、身体が慣れたのか、だんだんといつも通りの生活をすることができるように。
服用が終わって7日後に生理。(正しくは生理ではなく出血?)。
飲み終わってから3〜5日くらいでくる、と言われていたので遅めだと思います。
生理が来たらまた受診するように言われていたので、もう一度産婦人科に行きました。
ちなみに、PCOSは、男性ホルモンや糖代謝異常が関係していると考えられてます。
が、根本的な治療法は現在のところないらしい。
ただ、改善のための方法はない訳ではない。
私は当時大学生で、妊娠を希望していなかったこともあり、ピル療法を続けることになりました💊
(前回処方されたプラノバールは中用量ピルだというのは後で知った)
正常な月経周期に戻して、排卵できる状態に近づけるピル療法。ピルを飲んでいる間は、卵巣がお休み状態になるので、婦人科系の疾患の予防にもなる、というわけなのです。
プラノバールはあまり身体に合わず日常生活に支障が出るという話をしたので、「ヤーズ」という薬に変えてもらいました。こちらは低用量ピルなので、負担も少ないというわけです。ただ、身体には負担は少ないのですが、お財布には負担で(笑)
というのも、PCOSで使う、ヤーズやルナベルのような低用量ピルは、保険適用外のため、自費で1カ月3000円程度😂💦
PCOSは病気ではなく、症状であるため、治療のためにピルを使うとはいえ、子宮内膜症などの病気の治療でない限り保険適用されない、というわけです。
しかも、かなり飲むのが面倒。毎日忘れずに飲まねばならないのです。
私が飲んでいたヤーズはこれです。シートの左上から順番に飲んでいきます。最後の4錠(白)は飲む習慣を忘れないための疑似薬だったので飲んでませんでした。
少ないバイト代がこんなものに消えてしまう…😭💔と、始めは悲観的でしたが、こちらは副作用もなく、しかもぴったり28日周期で生理(正しくは出血)があるので、旅行などの予定は立てやすかったですよ(笑)
それから、さっきも書きましたが、PCOSって、男性ホルモンに関係していると考えられているんですね。
簡単に言ってしまえば、私は男性ホルモンが多かった!PCOSと診断された時も、男性ホルモンの値が高かった。
私は小さい頃から体毛が濃くて、脚の毛なんか、そこらへんの男子に負けないくらい男らしかったので、大きな悩みの一つでした(笑)
口の周りにも、うっすら…( ˙灬˙ )
ただ、ヤーズを服用し始めて、少しずつ薄くなったような気がします(これは完全に思い込みかもしれないけれど、ヤーズによって女性ホルモンが増えたからかな?と思っています)
ただ、ヤーズの服用を継続すると、ごく稀な副作用として、血栓ができやすくなるそうで、半年に一回の血液検査が必要でした。
この日から、
3ヶ月おきの受診、ヤーズ処方&半年に一度の血液検査をつい最近まで約5年間続けていました。
我ながらよく、毎日忘れずに服用が続いたものだと感心します。
今回はこの辺で。
次回は、なぜ5年間続けていたヤーズの服用をやめたのかをお話しします😊